cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

2022年に1999年03/17-18

2022/01/09(日)22:50 97年のポップジャム/WHITE BREATHの一部映像が庫出しO.A.されました。結果、年始早々にエラーディスクを引き当て見事録画失敗。やぶれかぶれな気持ちのまま、99年東京ドーム公演のDVD引っ張り出して見る会を深夜にひとり敢行しました。西川さんのフォーマンスと勢い、その後の歴史含め(めちゃくちゃ距離感を置いているのでふんわりとしか観測できていないけれど、)改めてT.M.Revolution西川貴教個人というアーティストについて考えさせられました。

 

今回の経緯―手短に箇条書きにすると2021年末にこんなことをしていました。

1.2021年12月に未練を置いてくる(すっきりする)

2.同時にT.M.Revolutionが好きでたまらなかった情熱を取り戻す(好きを楽しむ)

3.2022年年始早々、97年映像を見る→連動して99年東京ドーム公演を見て振り返った(鑑賞したのか感傷に浸ったのかよくわからない気持ちになるが、2021で区切りをつけたのでやっぱりこの公演最高だな!となる。2021年年末ありがとう!)

という強行的な整理です。2020年からずっとぐるぐるしていました。

 

というのも、1.のとおり前回Burnin'X'mas-DING DONG mixの感想を書いた2021年年末というのは私個人として、T.M.Revolutionに未練のある自分に整理をつける。という決意を固めていました。

なので、Burnin'X'mas-DING DONG mixの感想文は丁度区切りとして残したくて記しました。ただ、このときの正直に素直な気持ちとしてファン目線からの当時の西川さんの歌唱とお気持ちを受け止められるのか…という問題がやはり出てきました。特に、気持ちの問題。これを書くのか書かないのか…さんざん悩んだ末に、一旦は保留するということにしました。おそらく、また改めてBurnin'X'masと西川さんの素晴らしい歌と歌詞と曲についての個人感想は原曲の感想文で記録します。

 

基本、曲感想を書く際はまっさらな気持ちで書こうと曲を聞き、他の情報を断つ形式で書く事にしています。しかし、Burnin'X'masって結局どうだったのと?銀色の本1冊とネットの海をちょこっと見てしまったのが反省点です。改めて見ると覚悟していたんですが、個人的に唯一無二でカッコ可愛いあの衣装と方向性についてご本人は、カッコよく行きたいんでって駄々漏れだったのを察してしまいました。手放しであの頃を喜んでいたファンの自分と、TVの向こう側にいるアーティスト西川貴教がどう感じていたかの欠片を間接的に受け止めて、『これは、ご本人が本意ではないかもしれない(全部が全部じゃないけど)という点を差し置いて、私個人が手放しで喜んで感想を書くことに自分が納得できるのか』という個人的な拗らせが毎度の如く生じたわけです。

 

年月が経ち当時理解できなかったことが、若干見え隠れし現状と照らし合わせ、個人の勝手な自己解釈ですが、96-99のT.M.Revolutionを通して西川さんを褒めても、ご本人があの頃を越えたい打ち負かしたい過去(ライバル)の扱いにしているような気がするので、ファン心理として如何すればいいのさという禅問答が2000年以降ずっとあるよね…だから区切りをつけたくなった2021年年末にという経緯でした。

 

ただ、もう個人的にT.M.Revolutionが好きだという気持ちを無かったものにしたくないという気持ちを新たに土台として、T.M.Revolutionを好きでいるという気持ちを再度、固める事が2022年の私にとって良かったということを記したいと思っている次第です。これで、2.気持ちを取り戻すことに成功している実感があります。(※全部取り戻せたとは思っていません)

3.今回の本題1999年東京ドーム公演を久々に見た。思う所は沢山あるけど、気持ちに整理をつけて見るとやっぱり最高だった。というのが今回の記録です。

 

99年3/17-18東京ドーム2days公演最高の晴れ舞台として映像が残されていました。

公演後3/18封印宣言が控えているので、苦悩に満ち溢れた西川さんの笑顔と涙と、その後のT.M.R-eで螺旋状の悩みに闇落ち前の表情のヤバさ…いつでもLIVEでは攻撃的なので通常運行といえばそうだというLIVEREVOLUTION4(summarize4/DVD収録)。

改めて見ると、序盤のTHUNDERBIRDの間奏あたりから既に決壊しそうな何かに堪えてるんだよな…という表情の硬さと強さに心を打たれました。とりわけ、私はT.M.Revolutionが00に復活する際BSで放送されたドキュメントでこのLIVE映像を浴びた人間なので、この公演から一連の流れであるT.M.R-eにがっちりと心を捉われてしまったのは間違いであってほしいと片隅で思いつつも、一方で、それでも後悔はないという矛盾をずっと抱えています。

この公演、去年パンフレットの存在(当然あるもの)を今さらながら認識したのですが、ハルカカナタの銀河系で―――が散りばめられたTHE FORCE公演だという事。衣装が仮面を被ったマントからはがれてゆき黒になり白黒になりアンコールで白になるというヤバい演出に映像で残っている事に感謝でした。色んなものが詰まりすぎていて凄い(語彙行方不明)、というのが東京ドーム公演でした。

 

一般的に、キーが高いと言われる西川貴教の声が個人的には高いだけでなく太く強い声なので浅倉大介の音楽と合わさった時、確実に西川さんの存在が暗黒卿であり主としてTOPに存在が来るというのがこの公演を通しての感想です。

そして、忘れてはならない浅倉大介の立ち位置が師と皇帝を兼ね備えてるのが本当にヤバいという図式。ふんわりとしたシンセ知識でもなんとなくわかるあの、四方に設置された要塞のようなシンセ(フラッシュバック)。パッと見で確認できるだけでもKORG TRINITYが上段配置メイン正面に設置され、浅倉さんご本人視点から見て右側上段Roland JUPITER-8/左側上段YAMAHA EX5背面にWALDORF WAVEとpcが常にonで、控えるKX5という……。

冷静になって見たら、やっぱり最高でした(この後を考えると、色々な感情があって)。

出会うはずの 無い世界で僕らは巡り合い 同じ幕(とびら)をゆっくり閉じる 自分の居れる場所探して  Twinkle Million Rendezvousより

からの

綺麗な嘘を重ねる 不埒な君に IMITATIONCRIME
が追加収録で来るという…。今となればT.M.R-eに至る封印がFakeなのか思わせぶりな凄い曲順…のDVD収録にひぇっ(絶句)となったりして、それは背筋が凍る思いだったのですが。(新たに、ときが経過した後の鑑賞体験として純粋にたのしんでいる節があります)他にも色々、あれはそうだとかこれは!とかあったのですが話が転がりそうなのでこの辺で。

私も、97年のWHITE BREATHからこういう流れになるとも思っても居ず大変な2022年年始となりました。隙あらば、T.M.R-eの公演の再販とBDで東京ドーム公演を1本ずつ、通しでリリースして欲しい思うところです……。今年も懲りずに流され続けたいと思います。

(今回の整理作業や感想は個人的な見解であり、他者の楽しみ方感じ方はそれぞれで一つ一つが他者(誰か)の大切な体験だと思っています。なぜ、ここまで書くかと言うとLIVEや曲やインタビューそれぞれの受け取り方解釈があると思うので、違っても気にしないで欲しいし、違って良いということを明確に記しておきたい、という気持ちがあったので記しておきます。色々難しい中、現在過去未来、好きだけど…という感情を大切にしたいという気持ちをどうすればいいか色々考えてどうしても色々書きたくなりました。)