cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

I Sing Every Shine For You

I Sing Every Shine For You access 2ndAlbum accessⅡ4曲目。

 

静かな空間に広がる声とピアノがドラムと共に

音の底からゆっくりと真っ直ぐに響くこの曲。

ここにきて、4曲目で貴水さんの歌声が生の歌声で輝きます。やはりこのアルバムは色んな角度から、AXSの音楽と声を届けてくれるなと思いました。

繰り返しの時の流れの情景が音と共に展開する曲のすがたと、この曲がステージで歌われる姿、誰もの日常など様々な人の想いが届きそうで届かない、だから曲にのせて届けるようなそんなそれぞれの情景が1つの曲として見えるところが魅力的で綺麗です。

そういった時の流れを丁寧に重ねていく物語や思いの流れは1番も2番にも共通し、そしてその流れは最後のサビにも反映されていました。

個人的には最後の大サビの歌詞がとてもすばらしく。曲の展開が一旦歌いだしに声が遠くなっていくところに寂しさをもたせつつも、過去から今、そしてこれからの想いが一心にぎゅっと込められていてそこが大好きです。音楽っていいなとそれが辛い状況であってもみたいな風の冷たさもあるせいかそういった気分にしてくれます。

accessのバラードでは、日常の時間の経過がさりげなく描かれていて、それが自然と闇の中に光が降り注ぐような暖かさにも繋がっていて毎回そこに感動します。

やはり何度聞いてもそのときどきで色んな出会いや気持ち、

それと音楽はどこでも持ち運べるといいますか。

ときには、口ずさんでみたり、それぞれの時や思いを映したり共有できる音楽って良いなと思える一曲です。

余談ですが、ドラムが最初は地味にカッコいいのですが、要所でさりげなくたたみ掛けたかと思えば、最後の方では角の取れた丸い音でドコドコ展開したりして気持ちを温めてくるところが優しくて暖かい音だなと思いました。