cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

LOOK-A-HEAD

LOOK-A-HEAD

access 1stAlubm FAST ACCESS11曲目

皆で登りつめよう!って曲だと思います。

こればかりは、もう仕方がない。完全に。最早、色々と自分で刷り込みした某ダンスメドレーと同様に、この曲はテンションが上がりきってしまう曲になります。何故かと言うとこの曲、ファーストアルバムの最後に位置しつつ、映像化商品になっているLIVEではほどよくラストに仕込まれる最高に気分が盛り上がる曲です。なので、当然初心の気持ちになって感想を書こうと思っても、何故か落ち着かないよ(歌詞引用)……状態です。

 

イントロの27秒までリズムを刻み高音のキーボードが回り込みつつ、そこから42秒まで重なったシンセのリズム音がテンポをとり、イントロの長さを感じさせないところが面白いです!一番高い音が浅倉さんがLIVEになるとショルキーで弾いている音?でしょうか?あのショルダーキーボードの音カッコいいですよね!あのコンパクトボディからパワフルな音が鳴っているのが浪漫。そこに廻りこむように鳴るドラム。

テテッ♪テーテッ♪テーテッ♪という調子の音と共に

イキなり目が覚めた ”OneDayMORNING”と歌詞が飛び込んできます。日本語と英語で言葉がリズムに乗ってくる感じが貴水さんの歌詞でいつも好きになるところです。冒頭から、夢でのPalyで夢オチ?と思わせつつ、あとはきっと自分の力で と応援する感じになっているところが大好きです!そのまま、SHOWER→WASHING→Freezer→Look At That!。と流れるような朝の支度で目を覚ましつつ外へ出る流れ。よくある流れが浅倉さんの音楽と貴水さんの歌詞でアガる曲になっていてそこに、日常の動作にこの曲を思い出す仕掛けになってる?と思ったりします。

 

サビの前に空、瞳、太陽に君の笑顔とあって、このアルバムで一つ一つの曲に込められた思いがまたこの曲でまとめて集約されている感じになっているところがたまらなく胸を熱くしてくれます。冒頭で目が覚めるシーンなのも、ある意味アルバムの中にある夜だとか、学生時代だとかのシーンを夢見ていた的な偶然にも総括しているような感じにも受けられて、個人的にLOOK-A-HEADの冒頭で”目が覚めた”で始まる時点で最高!!満点!みたいなところがあります。

これは、やはり一貫してユニットとして作品を作っているという点がより作品で感じられる共通点を高めているのかと思います。

ここまでくると、サビの前で貴水さんの歌声がついに右左跳ねているのがまた面白い!今までは音が跳ねることが多かったのですが、ここにきて!それにしても、冷静に考えてこのアルバムの制作期間、絶対的に短期間だと思うのですが、貴水さんのコーラス何パートあるんでしょうか?って思うくらいに貴水さんの声軽く毎回、ドミソでいう和音的な3,4パートありそうなのが凄いです……。しかも、このコーラスが毎回左右で絶妙に配置されているといいますか、たまにふと片耳イヤホン外していたりすると、普段と違う聞こえ方をするパートがあるので、スピーカーが二つあってそこの中心で聴く(音が合わさる)という当たり前のあの感覚を結構意識しているんだろうなという作りを含めて、何度も聞きたくなるaccessの味(俗にいう、スルメソング(噛めば噛むほど美味しい)だと思います。

 

そして、サビになるとJUST YOU ACCESSなんですよね。

何度も、なんどでもお互いに繋がって応援している感じ、そしてGIVE ME ACCESS

ここの重ねられた貴水さんの声がまた良い味出していて◎。テッテッテッテッテッと一定のリズムで聞こえる高音のシンセの音がまた浅倉さんの音ーー!って感じですね。

 

2番の歌詞では、話したこともないのに MY GIRLに電話するシーンの描写。ここがまた、言葉が上手すぎます。”受話器握る指の間からは体叩くHeartが飛び出してく”ここの感覚。凄いと思うんですよね、緊張のドキドキが受話器を握る自分の耳にも伝わるあの感覚がもう飛び出す感じを絶妙に表していて。そのときの勇気に詰め込まれた緊張の息まで描いてきて、かつメロディーも急がなきゃ!って感じで上がっていきつつギターが横切ったりしながら。1番でのシーンの夢の続きを見るためにまず、現実で勇気を振り絞るシーンが描かれていて、Hurry Upの繰り返しのところの貴水さんの声の重なりが綺麗です。

2番サビの前に溶けてしまいそうな緩急を付けるキーボードソロがあって途中からギターも加わり勢いづき、そこから突入したサビはというと後半になるといきなり段階を上げ、リズムも音もガンガンアガっていっている訳ですけど、この曲……最早、一種のスポーツですよね?今からてっぺん目指して駆け抜けるぞ!!って感じがして熱くなってきます!

 

曲の長さが5:57であのラストのサビに向けたさらなる段階を上げた駆け上がり(キーボドピアノ→ギター→とドラム)が始まるのが大体3分をすぎて1秒に変わる当たりから始まるってところに、改めて!?一応あそこで中間地点!?って脳が混乱したんですが。とにかく楽しい!

この曲の中では、恋とリスナーへの思いがシンクロしている感じと、徐々に曲が気持を上げてくれる感じに重なっているのがたまらないです。LOOK-A-HEADこの曲をふと、くちずさんで歌うと最初からハイテンションなのにもかかわらず、2番のサビから更にラストスパートになる事必死なのですが、それが踊ったり、歌ったり楽しいですし、ドライブやカラオケで歌うのも、リズムを取るだけでもめちゃくちゃ気持ち良いです…目的に向けて全力で走る!みたいな!!爽快感がたらまないです!

 こういったaccessの曲にある音と感情の流れ毎回好きなんですよね…。新しい曲に出会うたびに、貴水さんが一貫してブレないというか、あぁこの感じ貴水さんの歌詞だ!ってなる感覚を受け止める瞬間が毎回楽しみです。また、そこに浅倉さんもメロディーが毎回何かしら仕掛けもある!歌詞、作詞作曲などの音楽における専門的な構造などは上手く説明できないですが、聞いていて好きになる楽しい音楽!そして時には喜怒哀楽で感激するし、熱くなる!という感情を共有してくれるaccessというユニット最高です。

 

昔この曲を初見で聞いた時は、歌詞の意味をストレートに受け取れば夢で登る気持ちから目が覚めて、夢の続きを見たい(MakeLove)という気持ちと手を伸ばせば届く JUST YOU ACCESS! って願う気持ちの衝動とaccessという音楽にaccessして!という純粋な気持ちが練り込まれているのかな。っと思っていました。今回、じっくりとアルバムを最初から順番に歌詞を読みながら、聞いてここはこう好きで、こう感じるかもと色々書き起こしてみましたが、やはりaccessの音楽は楽しい&最高ですね。繰り返してしまいますが、好きがたくさん詰まっています。

 

今回、歌詞カードを読みながらじっくり聞いた瞬間の脳内直訳感想では、

”イキなり目が覚めた…?”だ…と…?。滅茶苦茶、一瞬で飛躍して妄想してしまったんですが…もしかしてこのアルバムでの様々な恋はLOOK-A-HEADでみんなの夢だけど夢じゃない=現実になってしまった(もしくは手を伸ばせば届くところに夢がるという)メッセージなのでは?!(直訳感想)とも受け取ったりして楽しかったです!

LOOK-A-HEADを聞いた後にまたアルバムの冒頭に戻ってSENSUAL GLIDEを聞いてみると驚くくらいにすぅっとした気持ちになるのもまた気持ちがよくておススメです!