今回は、the end of genesis T.M.R.evolution turbo typeDのLIVE DVD~PREMIRE1999~-LIVE ARENA2000 A.D.-の選曲からT.M.R-eについて部分的にいろいろ考えてみたことについてになります。
今年になって、T.M.R-eのDVDを入手し再確認しつつタイミング的にも感想が浮かんでは消えてゆくので、寒暖差で気が高揚している、いまのうちにまとめておける分だけ記しておこうと思います。23年ぶり(?)に旬が来ている!!と思い黙々と騒いでいました。
はじめにDVDをとりあえず1周再生し、メニュー画面で一旦休憩。そこから、起点にしてDVDをリピート再生して考え始めたところから経緯のようなものとを時系列に沿って、とりとめもなく書き出しました。その後日、確認&推敲(誤字等確認)上で必要と判断した文節を途中に追記しているため、読みづらい文章になっています。
23年前に「T.M.Revolutionはいま進化中なんだよ!」と言うほかなかった、とある人物の謎の文章だとおもってお付き合いいただけますと幸いです。
まず、DVDのメインメニューの画と音の輝きが儚く綺麗でした。
LIVE ARENA2000A.D.(DVD)こちらを一通り再生し、一旦メニューに戻ると表示さる画面です。果ての無い壮大な空間のなかで、硝子のように光を反射する粒子が集まり結晶になってゆくような音が果てしなく繰り返されており、綺麗な空間でした。LIVE映像一式を見た後の浮遊感と相まって、不思議な気分にさせてくれるところもありました。このメニュー画面をBGMに黙々と、当時の記事を引っ張り出したり、謎の記号に???となったりしました。
そして、本編プレミア1999とアリーナ2000A.D.からの収録選曲も結晶のようでした。
(セットリスト全体は一旦除外:あくまでDVDに収録されている曲に注目)
99’陽炎-WHITE BREATH-月虹-THUNDER BIRD-雪幻
00’陽炎-はじまる波-月虹-雪幻-風のゆくえ
陽炎/月虹/雪幻
Heat haze/moon bow/snow illusion-winter dust-
比較ついでに、適当に英語(推定)も並べてみました。
まず、99’にあるWHITE BREATHとTHUNDER BIRD。
99年の時点でのT.M.R-e3部作+2曲として実に綺麗な並びです。
TMRの創世記から2曲の選曲ですが、白い呼吸と雷鳥が、はじまる波と風のゆくえの前身として要素的な役目を担っているのに興奮します。
ここから、さらに音楽を聞きつつこれらの曲名の要素や言葉をぼんやりと眺め、曲名の意味を調べる目的から脱線しwikiを辿って行くうちに知った事&思ったことなどが今回の覚え書きになります。
まず3部作の題名について調べていくうちに、氷の結晶に関する様々な現象があるという事を知りました。
幻月(げんげつ)-光による屈折で月の両側に表れる暈(氷晶)
幻日(げんじつ)-光による屈折で太陽から離れた位置に光が表れる(氷晶)
ja.wikipedia.org
幻日環(げんじつかん)-光による反射で太陽柱と同類の現象(氷晶)
ja.wikipedia.org
wikiより要約参照
CDやDVDを聞きつつ、陽炎~月虹などの意味についてどういうものか調べ、知らない単語をあれやこれや手当たり次第読みふけってネットサーフィンしました。曲順通りに色々読み、雪幻を調べようとして幻月に行きついたことから連鎖して知ったのですが、結果的にDVDメインメニュー画面の構成がこれらの現象に繋がっているような気がして、実に楽しかったです。
まさしく脱線したはずなんですがここでさらに氷晶に注目しました。理由は
・T.M.R-eの曲目が雪の結晶(氷晶)・柱として表現されている事
・DVDメニュー画面 PREMIRE 1999における太陽と弧光(ここう)
これらに繋がる、意味合いとして掠めていたら面白いなと思いました。
特に氷晶の文章にT.M.R-eにどことなく重なるようなふしがあり、
ja.wikipedia.org
引用-その蒸発した水蒸気は、氷晶に昇華して更に急成長していく(ライミング, riming)。そして、成長に伴って大きくなるため受ける重力が増し、次第に落下を始める。小さな氷晶や過冷却水滴は落下が遅いので、氷晶はこれらに接近して更に成長していく。
LIVE ARENA2000 A.D.のメニュー画面が雪の結晶のかたちをしていた理由に通ずるような気がしました。
加えてここで、メニュー画面のBGMが果ての無い壮大な空間のなかで、硝子のように光を反射する粒子が集まり結晶になってゆくような音が果てしなく繰り返される音の図も同時に繋がりが見えたような気がしました。
99’陽炎-WHITE BREATH-月虹-THUNDER BIRD-雪幻
00’陽炎-はじまる波-月虹-雪幻-風のゆくえ
そうなるとこれらの選曲に大興奮でした。曲が自然現象や伝説に関する要素を含めているので偶然の一致だと思いますが、それでもあったという事に感動です。
さらに次に、雪幻-winter dust-がなぜこの表記だったのかに思いをはせました。
幻月-幻日(月と太陽)をの意味合いを含みながら、一方では結晶の核の粒子(ダスト)的な要素として絶対に必要だったのではないかな…と感じました。もしかしたら、核と誇りを掛けているかもしれない?という考えも浮かびつつ。
さて、ここで雪幻のジャケットに居る8つの○(丸い)要素に囲まれた9本の直線で表された記号が一体何なのかが気になってきました。DVDメニュー(A.D.)にも類似の記号が結晶の核として刻まれており、こちらの記号は2000 A.D.での西川さんの衣装と同じ模様です。
雪幻-winter dust-の謎の記号は上から9本の線で構成されていて、その線の種類は2つ。
1本か2本そのまま考えると121211122。2種類で暗号になりうる物として色々何かの古代文字?象形文字など単純に思い浮かぶものを適当に考えつつ、なにか記号の意味をどう、検索すれば答えが出てくるのか漠然と考えていました。ここまで来ると、なんとなく、これは……ひょっとして2進数っぽい何かなのでは?という考えが浮かび上がってきました。
そうすると121211122→010100011 もしくは数値を下から読むと110001010この
010100011を変換するとUTF-8で Q「
シフトJISでは 」
Q「」
謎の鉤括弧。鍵?なのかな?という妄想仮説になりました。(この変換について誰にでも事象を確認でき&上手く説明できるように???と思ったのですが、知識不足でした!!とにかく変換すると出てきました。)たぶんこれは、微妙かもしれません。それでも、色々妄想&想像するのは楽しいものです。
また、Qにはquartet四重奏という意味もあるそう。LIVEでは弦楽器(4?)+ピアノ+ギター2本+ドラム+Vocalだったので九重奏に当たるかも?しれません。
ちなみに下から読み取った110001010は変換すると Å
ja.wikipedia.org
非常に小さな粒子の単位で原子や分子、可視光の波長の単位だったそうな?(2019年まで使用されていた(過去形)
目に見えない粒子の単位で可視光の波長の単位……これは、もしかしたらあてはまりそうですね。光が大気の結晶の柱に反射する現象が多いのも含めて。
9本が9曲に合わせてあるのかどうかは微妙な所です。
この謎の直線で表現された記号を気にし始めると、2000 A.D.での西川さんの衣装の記号も気になります。衣装の素材が部分的に、銀色なので角度によって光を反射しているのもなるほど?となりました。
こちらは6本の線で221212→110101 上から読んで
変換するとシフトJISでは
5
(下から読んだ101011は意味を見つけきれませんでした) でした。
ここで思い出したのが、ちあきえんどうさんという先輩方の記事にあった記述が真っ先に浮かびました。たくさんの詳細な知識と熱量を含めた、作品やアーティストへの想いなどが書かれていているブログです。たくさんある素敵な記事のひとつにこちらの記事があります。T.M.R-eのMVについての詳細の解説&噛み砕き方や視点が素晴らしくて大好きです。今回、記事にするにあたってリンク了承して頂きありがとうございます!!
chikichikichi.hatenablog.com
こういった先輩ファンの方の視点からの事前知識のこともあり、5という数字からこの衣装を通して適切な要素を読むとすれば、封印前が4枚目のアルバムでforceという意味を、T.M.R-eにおけるSuite Season(四季)はもしかしたら5 fifthとして提示されていて、五大元素の意味を含めつつ、楽曲で集めた8つの要素を白いコートに纏っているとかなのかもしれないなと想像できて楽しかったです。(T.M.R-eのアルバムはTMRのナンバリングからは除外されていたりします。創世記で区切りをつけているのでナンバリングに含まれないのはそうだろうな…と理解できます。)
偶然だけど、偶然が重なっていて大興奮しました。
このLIVE衣装にある記号。最初は、LIVE ARENAで最初から着ている衣装だったので、winter dustにある同様の記号が成り立つ前の未完成の記号なのかな?とも思ったのですが、単純に上下に足したり、図形を上下ひっくり返すだけでは同一の記号が成り立ちそうになかったので、別の記号なんだろうな?と判別することにしました。
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(ここから10/25-26に追記)加えて、この記号どうも他にも意味をなすものがあるようで。二進法と二進数について確認の意味で、色々読んでいたところ、二進法のwiki記述から謎の記号に直で、辿り着いて驚きました。二進数を変換する方法とか解き方にばかり注目していて、元になる二進法についての検索を全然していなかったため、自分の文章をそれなりに確認するにあたって二進法について確認しようとしたところで記述がありました。したがって、後日この記述にたどり着いてこれも要素かもしれないとなったため変則的に差し込む形でリンクと意味をこの文章に追記しておきます。
六十四卦 - Wikipedia
この中にある、40.雷水解 に当たるもの↓
ja.wikipedia.org
「解」
なるほど。
偶然なのかよく分からないんですが、ダブル・ミーニング大好きそうなので5 fifthも解もどちらの意味も含んでいそう……(一体どこまでが計算でやってるか解らないのですが、本当に本気で計算してやっていそう)というのが今回の個人的な考えです。
となると、雪幻の9本記号は?(話はさかのぼり)…となるのですがもう、頭が知恵熱おこしそうです。とりあえず、途中まで調べた感じで行くと上から3本で火・光・雷の光という要素を含んでいて、次の3本が沢で、次の3本が山で、あとこの八卦というものの要素がまたとにかく要素が天地自然がもとになるとすると、一旦考えることから除外したPREMIRE1999の曲、夢の雫=風・海・波、翳り=月と太陽、O.L=嵐・砂漠、Kiss Will Kill Me=月、扉が開く…他色々、太陽のグラヴィティー=永遠の夏・重力、某カバー、ミュージカル曲は詳細不明なので省略)HEALING MY SOULにベンチがある問題&WHITE BREATH=雪・山… いや…もう、いまこれを書きながら…怖くなってきました。制作陣同じなので一応は歌詞や選曲で選ばれた理由に繋がり(強めの妄想)が見えるのはそれはそうといえばそうでした。
その後、10/26にPREMIRE1999セトリ通りのプレイリストを作って聞いてみて気絶するかと思いました。特に、KissWill Kill Meと太陽のグラヴィティーが連続で聴いたらヤバかった……です。あまりにも綺麗な繋ぎすぎて平伏すしかないと思いました。でも、入れちゃうくらいならT.M.R-eの曲あと15曲ぐらいで全24楽章とか聞きたかったです。(おそらく9曲に意味はあるんだ!って思っています。でないとÅが出てこない。)
某カバー曲が主題歌の映画は見たことがあったので、一応と思いあらためて聞いてみたところ、出だしのフレーズがマドモアゼル・モーツァルトのLove(小室哲哉先生/浅倉さん参加)だったので、ついに幻聴が聞こえたのかな???と混乱しました。モーツアルト題材なので(モーツァルトの原曲からの引用なのかもしれない又は、オマージュ)と思い始めて、本格的に何を考えるのか、焦点がとっ散らかりそうになったのでこの辺で止めておきます。正直、映画の内容までリンクしているとか考え始めて収集がつきそうにありません。)音楽の流れと歌詞や曲の要素的な意味もふわっと感じつつ、あ~確かにこの流れで選曲されたのわかるなと感じました。ある意味マニアックな選曲すぎて解るんだけどけど、T.M.R-eとして他のアーティストの曲が入ってくるのは心情として複雑だったかも…と思った瞬間でもありました。
あーでもないこーでもない。って色々ふけってるぐらいが面白いです。(頭の中ごっちゃごちゃで大の字ポーズ)
おそらく、雪幻のジャケットの記号と衣装の記号の解読方法?に差異があるのは多分、ジャケットデザインした方だったり、トータルプロデュース浅倉さんと、衣装デザイン案・西川さんだったからなのかな?と思いつつ。さらにMVになると坂西伊作さん!!!の熱意みたいなものもみえてきて、T.M.R-eの進化について皆同じ方向を向いているのに提示してくるアプローチが違っていて、複雑に絡み合っていて面白い!!本当に凄いし、楽しい!!(本当にく…黒歴史っ!)と頭を抱えながら今回は、個人的な妄想やらなにやら色々整理しました。
まとめるとT.M.R-eは本当に結晶なのかな…と思いました。沢山の人の創作や熱意があって、やっぱりthe end of genesis T.M.R.evolution turbo typeD 大好きです。
WHITE BREATH と THUNDERBIRDの選曲にも意味があったかも(2回目)と思ったら、だんだん全部が意味があるよう気がしてきた?そんな(個人的な)わりと強めの幻覚です。(10/25・26追記ここまで)
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余談なのですが、幻日という曲がフランツ・シューベルトの冬の旅という曲集にあるようです。これ以上は無知ゆえの無謀な気がするので省略しますが冬の曲なだけあって、なかなかに重い曲のようです。一応wikiに譜面が一部載っていたのですが、またこれも興味深かったです。ただ、音楽教養に関して私はだいぶ薄いので、果たして自筆譜と同じ譜で演奏された盤(音源)がどれにあたるのか?今、これを記している現段階では見当が付かないのですが、なんとなくSuiteSeasonに通じるものがあるように思います。
これらのことから、総合するとT.M.R-eの組曲は結晶のような進化の存在で、
Prologue-Noctuene-Serenade-Epilogueがそれぞれの曲名を映(うつ)しているのは、曲のなかにこめられた流れは、大気に含まれる水が熱量で様々に変化してそれが、ときに光を反射したり屈折しているのを反映して、その光が扉を開ける鍵となって夢や幻日(げんじつ)を映すために、同じ曲名を用いているようにも感じられてとても面白い鑑賞体験になりました。ただし、どうやら封印を解くためには、T.M.R-eの結晶はどんな熱量でも溶けない結晶を作りあげたかったようなふしもあったような気がしました。灼熱の炎の衣装の左腕に溶けない結晶がありつつ、透明に交わり別れ続ける沢が見えた気がします。
1999年にT.M.Rを封印というかたちでT.M.R-eが活動したのは、色々な要因や時系列を並べてくると、もしかするとそうなのかな?と読み取れる事情があったのかな?と思います。ですが、確実に必要な期間だったのではないかな?とファン目線ながらに思います。音楽としての表現として私はSuiteSeasonという楽曲のことが大好きです。20年以上経ったいまでも何度でも、SuiteSeasonというアルバムが生まれた事にありがとうと伝えたいです。
いま、このタイミングで一時的に考えが溢れる状態ですが。タイミングがないと書かないし書けないかな……と思ったので。
この冒頭からここまで昨晩数時間+翌日である今日の朝から1日中???疑問符を沢山浮かべていました。
そもそも今回の経緯に至った理由というのも、昨夜DVDをまた再生して2000A.D.ではオーディオトラック1=2.0chで再生すると弦楽器がさっぱり聞こえなくなるのどうして???という疑問のところから脱線しすぎたことが起点なのですが…。(リピートしているうちに、映像で弦楽器が重点的に写っているシーンがあるのに、2.0chの音声には存在がないので…何度も見ているうちに気になりました。)
2.0chの環境で1日のあいだにオーディオトラック1と2(つまり5.1ch環境を満たさない)でひたすら鑑賞&聞きなおしました。5.1chに関してはスピーカーが増えることで空間が広がる認識でいたのですが。どうやら、この盤に限ってはそうではなくて根本的な表現?が2.0と5.1で全く違う方向性だった?のでは??という疑問が浮かんでは消えて…謎です。(現時点での最大級の謎)
通常の、ステレオ2.0chの環境下で弦楽器の音を聞くために色々試してみたんですが、再生環境によるようです。アンプ的な、間になにか挟んだ上で、スピーカーで音量大き目で5.1の音源を選択すればより聞こえました。もっと音の粒を(とくに何故か行方知れずになる弦楽器の音を)感じたいと思えてきました。(あのステージで背面側にあった弦楽器の音を映像と同調して聞くためには…5.1chの環境が必須?かも…しれないし、そうじゃないかもしれない。)正直、全体の音(弦楽器の音も含めた)が聞こえるCDが欲しいです。
~PREMIRE1999~-LIVE ARENA2000 A.D.-(T.M.R-e抜粋)としての考えてみた事はここまで。令和のT.M.R-eに関しては遠くから観測しているので。新たに上演されるのは嬉しいことです。
※あくまで、個人的な感想文なので、こういう解釈妄想している人もいるのかぁ…とゆるく読んでいただけたら嬉しいです。数か月後にはまた違う事言い始めるかもしれません。また、リセットしつつ(先入観はありつつも)聞いて楽しもうと思います。
では、この辺で。ここ1か月マイペースに盛り上がっていました。2022/10/16