cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

JEWELRY ANGEL

JEWELRY ANGEL

AXSの2ndシングル。1枚目から2か月後の2枚目。前回のカップリング

BeNudeでのシンセの音色が右に左に跳ねる表現が、この曲でも感じられました。

今回は貴水さんのVocalを軸にドラムが左右に跳ね、曲をより強くしている印象を受けました。貴水さんの声が高いこともあり、まず1番に前面に出されているところがカッコいいです。次に来る音がドラムで3番目にコーラス4番目にシンセサイザーかな?というくくりでの音の段階を感じました。それぞれのパートがとにかくボーカルを宝石のように輝かせる台座のようなつくりの曲なのかなと思う事にしつつ感想を。

 

今回の恋はJEWELRY ANGELに『瞳』を奪われてという感じ。

瞳だけ恋に落ちて…この表現だけでも良いなぁ~と思うのですが、

”人ごみの渦を泳げば”ですよ。貴水さんのこのシーンの視点の動かし方、

ストーリ構成カッコ良すぎじゃないです?毎回シビれます!

人ごみの渦を泳いだ(人ごみの流れにもがく(動く)のに、なぜか、僕の瞳は君の笑顔に焦点を当てる。この、瞬間的な時(とき)の静止、一目ぼれ的な恋に落ちた”瞬間”をドラマチックに切り取っていてイイですね。

ここで、胸に焼き付いて――”瞳”だけなので、

予想するに相手の内面に触れたわけではないところもポイント。

 

次は、情熱と危険に高揚しながら抱きたい欲(歌詞)が曲と同時に盛り上がってきます。この流れがとてもよく調和していて、音によって瞬間的に脳に焼き付くうえに心が躍ります。

”背中掠めるPassion→よぎる予感Dengerous”

ここで音が空間を掠めるような動きで歌詞と感覚がリンクするところ!音が空間を動くこと前提で、動かし方で聞いている側の心と聴覚的な体感を同時に揺さぶり刺激するこの感じが本当に聞くたびに面白くて、楽しいです!

 

浅倉さんの曲…こういうなんでもないように自然とドキドキワクワク楽しませてくれるところが最高です!そこに貴水さんの歌詞がシンクロする!

AXSの曲は聞くたびに様々な仕掛けがあって大好きです。

 

続く、サビではひたすら君を探しだす!と求愛している感じですね。

しかし、JEWELRY ANGEL本当にサビでは高い。キーが高い。

その高さが ”輝きさえ” ”揺らめく” などの言葉をいっそう

強くしていてセクシーで情熱的。

 

1番と2番の間奏でも夜通し揺さぶって?的な口説き文句が聞こえるような…。英語が苦手なんですけど、聞き取れる感じではそんな感じでしょうか。妄想…いや?現実的に夜楽しんだのかな?

 個人的には、サビの前に君の事を抱きたくて~。とあるのでもう、サビの歌詞がそういう関係性まで持ち込んだ最中&事後の(妄想) 台詞に聞こえたり。

 

2番になるとまぶしい日差しのなかで…君の声を聴きたくて(思案)これは、1番で惚れて夜を過ごしたので日差しの中でも思い出しているから閉じ込められたテンション?と深読みしてしまう始末。昼と夜でいつでも魅力的な彼女に見惚れて魅了される男の曲と理解したのですが、またまた文句なしにカッコいい。 追いかけている恋と求愛も込められていそうですが歌詞が本当に情熱的。それをまた煽るかのような歌声と曲の芯の強さ。はぁ…惚れ惚れするくらいキレッキレです。サビに向けて徐々に盛り上がる歌詞と曲の高揚感がよくてAXSのお二方が音楽をキーにアクセスしてくれたことに感謝。

 

JERELRY ANGEL、歌詞が色々想像できる余地をもたせつつ、魅力をふんだんに詰め込んだ熱さも感じられるので、宝石のように輝く貴重なもので天使のように高みにある存在に向けた感情(情熱・恋愛・欲)をうたったものかな?と思いました。

 

 はぁ~これだけ情熱的でカップリング曲とVIRGINのインスト合計3曲を収めた1枚が当時、税込930円だったのだから色んな意味で凄い…。 

accessのCD、INSTRUMENTALも聞けるのがとても大好きです。

 

普段聞こえない音に気付いて色んな発見ができ、ヴォーカルの声の印象がさらに縁どられる意味も強くなる。なので、特に貴水さんのヴォーカル、浅倉さんの音楽というユニットの側面からみて毎回インストもとても楽しみです。