cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

SENSUSAL GLIDE

SENSUSAL GLIDE

access 1stAlubm FAST ACCESS 1曲目

 

まず、この曲から感じたのは風でした。

愛・恋・欲望で1st2ndシングルで攻めたて、満を持したアルバム1曲目でこの勢いを自然の属性に変換してくるところがなんとも絶妙でたまらない曲となっていて好きです。終止て~~ん ♪てって~って と鳴っている音色も好きです。

 

ギラついた都会の愛や恋昼と夜の色から一変し、振れ幅に驚きます。筆者は、FAST AXSがファンハウスさんより発売されているLIVE ALBUMだったので貴水さんのハイトーンヴォーカルに『!!?(声にならない衝撃)』となったので、このブログではじめから追体験することで改めて素直にaccessの音楽を楽しむことを主に、文章を記しているふしがあります。

 

デンデデデデデン↑イントロ…の低音がカッコいい。

ギターが乗り上げてきてそこにドラムも加わり、奏でられるシンセとビートを刻みつつ颯爽と貴水さんのヴォーカルが現れる。

それこそ、風のように。この曲で私が一番好きなところは、主にどの音も砂漠の砂の上に水を落としたときすぅっと浸透する水のように耳と心に入ってくるところが気持ちが良い所です!同時に、乾いた砂に水が吸い込まれるときの速さを感じます。それでいていて自然の中を自由に流れる風のような颯爽さを持っているところも合わせて好きです!!

 

風と水のような爽やかなさりげなさを感じるところもあるのに、うだる暑さが熱気として気持ちを高揚させてくるような強さも感じるのもまたたまらないです。

Swim Another Air → 大空に海を

歌詞にあるこの泳ぐようにが海に見立てた大空にかかっている歌詞が曲のスケールを世界に広げているところが素敵です。砂漠の風の歌いだしなのにもかかわらず、水気配を終止感じるのは砂漠の色だけでなく大空の広さが強調されているからなのかな?と想像。浅倉さんの作るメロディーの海を経て、貴水さんの歌詞でさらに風が生まれてその風は砂漠を通りその先にある世界を旅する気流にのるようなイメージが湧いてきます。

 

浅倉さんの音楽はいつも全てが自然を構成する成分のようにどの音も粒が大きく、1つの楽器パートごとに集中して聞いてなんどでも聞きたくなるところがたまらないのですが、この曲は心がワクワクします。

  いい意味で予想を裏切ってワクワクしてくる曲を1曲目にもってこられたら、肩の力を抜いて心を穏やかに(?)BE NUDEするしかないじゃないですか。この曲をはじめにもってこられてしまうと、不思議と彼らはSF映画よろしく砂漠を旅する放浪者なのだろうか?。と旅の始まりを予感させるところも眩しいです。彼らの生み出す風(音楽)が砂漠の砂のようにキラキラと舞うような気がしてきます。

 

とても爽やかな風が頬にあたる感覚の曲で熱量を持ってaccess(接近)してくるユニット。

この1曲が1stアルバムの頭にあることで、accessが表現するものは縛られず、風のようにどこにでもAXSするという方向性をなんとなく受け取れたような気がする素敵な曲です。LIVEで原曲を生で聞いてみたいです。