cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

PALE BLUE RAIN

PALE BLUE RAIN

access 1stAlubm FAST ACCESS 3曲目

 

ピアノの音色ではじまるしっとりとしたバラード。

降り始めた雨に過去の恋の情景がうかがえる曲。

  

穏やかにはじまり曲が進むにつれて音が増えてゆくこの曲。

雨音のように淡く浮かびあがる貴水さんの歌声がとても

やわらかいところが大好きです。

ちょっぴり今までaccessの曲で見てきた愛や恋とは

見る角度がまた違った静かな恋物語のような曲。

 

巡り合った出逢いに心寄せ というフレーズが

とても暖かくやわらかくていつも感動します。

 

2番では眠れない夜に星空を探したことなど

重ねられてきた思い出が回想するようにしっとりと歌われる。

 

 ここで歌われる”君を愛してた”の歌い方が微妙に違うところが

切なくてそれでも貴水さんの声が暖かくて大好きです。

曲が進むにつれ音色がまるで雨のように降りかかってくるところが

失恋の思い出が溢れてくる心の動きと重なっていて

良いなぁ…としんみりします。 

この曲がアルバムFAST ACCESSの中では

VIRGIN EMOTION →PALE BLUE RAIN←JEWELRY ANGELの1st2nd

シングル曲の間に差し込まれている温度差がまた凄い切り替えです。

 

失恋や別れの曲なのに暖かさを感じるのはどうしてなのか。

今回感想を書くにあたってゆっくりと考えてみたのですが、

この曲で好きな所は切ないメロディーと歌で表現される曲なのに

 

きっとまた会えることを…… と

 

けして別れだけではなく未来への前向きともとれる

回想する曲だけど、なぜか曲が終わる頃には雨が止んで

日が射してくるような気がするという

ところがなんともいえない余韻を持っていてあらためて大好きだと思いました。

きっと、雨の中で失ったことに溢れる思いもあるけれど

雨の日にも素敵な想い出があったのかなと思える希望も

同時に込められた曲なのかもしれないと思いました。