cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

AGAINST THE RULES

AGAINST THE RULES

JEWELRY ANGELのカップリング曲。

 

冒頭から

謎めいた雰囲気の漂う1曲。

 

 この曲…はもう。一言でいうととにかく色気満載だけど踊りたくなるという事。(※刷り込まれています。セルフ刷り込みをしたのは過去の自分ですが…)

 

 イントロのバックのピアノっぽい音がカッコよく、全体を通してリズムの刻みが独特で癖になります。このピアノっぽいけれど金属的な音が特に大好きなので聞いていてワクワクします。音の奥行きが澄んでいて、この音で奏でられるとカッコいいなぁと。その音と重ねて、ベースっぽい低い音が謎めいた感じのメインストーリーを演出していて、その流れに乗りながら自然とGet Ready~とはじまる。

 

 時計の針をへし折って飲み込んだ…という表現から、まず時間に縛られないという意思表示でしょうか?三日月顔を表して囁いた―――というシーンから、女性の唇のかたちと時計のムーンフェイズ(最近ではあまり見ない?)と月夜が始まったと言う意味の色んな意味合いにも受け取れて、曲調と相まって、とても好きです。 

囁いたのフレーズのところが声が重ねられていてぞくっとするのがいい!

そんな怪しい歌詞に投げ込まれている、Categoryは屑かごへの音がか行の音がスカッとしていてそこがたまらないです。

 もたもたすると”RealityにつかまるNo!♪”この語尾にNo!を持ってきて縛られることを拒否する様子を再度、印象付ける。そして、ここの曲で何度も繰り返される”~~♪”の部分のコーラスが良い味です。 

 貴水さんの歌詞は、なぜこんなに緩急が上手いのか。五感で表現して、No!で自分の意思表示の言葉とすることで、重ねて畳み掛ける。加えて、日本語と英語のニュアンスを浅倉さんの音とリズムに乗せてくる粋さに毎回「!?こ、これだーーーー(求めていた)!!好き…いや、もう…とても大好き」と感服します。

 

娯楽のA・TA・MA AnyWayこの曲、貴水さんの歌詞がすごい!

 

あまりの連続的な衝撃に……ただただSA・SU・GA!としか言いようがない。

特にこのAGAINST THE RULESは全編通して、浅倉さんの夜の音楽の海を自由に泳ぐかのように貴水さんの言葉が躍っている。実際、後に夜の波を泳ぐ曲がくるわけで……。この話はまたその曲の際に。

 AXSの曲のダンス的な曲はどの曲も個性的でカッコいい。  

 この曲、文字にして改めて読み込むと本当に刺激的なんですね…。

『B・E・A・T』 って…何故区切ったんですか?(喜びの溜息)Virgin EmotionのSAYONARAと似た様な使い方――!でも全然違うつかいかた。その感覚がAXSの音楽の大好きな所です。

この曲は本当に、LIVEで色んな顔を魅せるところが魅力的です。

 Get ReadySoCrazy!の箇所…1期のAXSのVHSを2002年にaccessDVDと並行して楽しみ、振り付けを運動と称してやってました。一連のダンスタイムは本当に楽しくてクセになります。94年のツアーアレンジも大好きです。全ての音が生なので低音が響いていてとても良い。同じ曲をアレンジ違いで連続収録してくれたらとてもうれしい所です。

サビの歌詞はカードを見るとスッとするんですが、日本語の歌詞のところが全部繋がっているのがまた面白い。

 余談ですが、このCD改めて手に取ると、8cmシングル裏面の左上に今となってはお馴染みのAXSロゴがいました。AXSのロゴ考えた人デザイナーさん……その感性、一体どなたのお仕事なんでしょうか…信頼がおけるのでぜひ他のお仕事を知りたいところ。加えて、CDケースを開くとディスク収納部の下には1993.2.23のアルバム告知までされており、仕掛けが凄い。1、2枚目のaccessのロゴがそのままFAST ACCESSの文字につながる全体図含めて、当時の1→2→1stアルバムまでの丁寧な計画性がうかがえる1枚のシングル。きっと、当時の沢山のスタッフの方々が束になってaccessを作ってくれたおかげでこうして、何年経っても素敵なAXSと音楽を楽しむことが出来ているのだと思います。この場を借りて、本当にありがとうと言いたいです。

 無茶苦茶、締めのような言葉を記していますが、まだまだ2枚目のシングルの4曲目です。AXSはまだまだ続きます!

 また、今となっては50/50?あったりなかったりのInstrumentalがこの2枚目から開始。個人的にインストは曲を知る意味で違った方向から聞ける&楽しめる上に、簡単に言うとヴォーカルが”OFF”の曲であるのですが、その事でヴォーカルの存在がどういう色を音楽に加えているのかが味わえるのでとても好きなんですね。B面のインストも聞きたい………と、思わず欲張りな事をいつも考えてしまいます。