cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

DISCORdanza Try My Remix~Single Collections~

夏だから聞こう!!なCDです。

DISCORdanza Try My Remix~Single Collections~

こちらのCD2000年6/28発売のリミックス盤。

そして、翌月7/19にはDAynamite Mix juice1なるものがあります。

 

前者はT.M.Revolutionの曲のみで構成されたRemixCD

後者は浅倉大介さんの提供曲で構成されたRemixCDとなっており、

2000年の夏はこの2枚をひたすら聞いていた記憶があります。

今年の夏はこのCDたちを引っ張り出し、ところで何で2か月連続リリース?と色々考えたりしました。

22年の現在から00年代といえば、なんとなくそういえばSUPER EUROBEAT やダンスマニアのCDがパラパラダンスと同時に流行っていたなぁと思い出しました。

あれは、ひょっとするとレコード会社各社がこぞってCDを出していたのかもしれません。

当時の私はいつだってT.M.RevolutionIcemanがマイブームだったのでぼんやりとした記憶しかなく、今思い返して遡ってみると、当時は頭文字Dの2ndアニメやDDR(ダンスダンスレボリューション)など音ゲーからのブームだったのか…も?と今更気づきました。それらシーンへの提案でレコード会社から選出&企画して出されたのかな?と思いました?DAynamite Mix juice2の発売はまだでしょうか?お待ちしております。

(CD狂う程聞いていたはずなのに”1”ってことに気付いてなかったごめんなさい。)

それにしても、00年代前後の流行の速さおかしいです。01年終わりから02年になるとトランスブームみたいなのもちょっとあったきがしていて!?

 

DISCORdanzaCDの帯を今見てみると

”ダイスケてきにもオールオッケェー!

今世紀最後のドライブ&ダンスレボリューション

っと銘打ってるので ドライブ=イニD ダンスレボリューション=DDR と仮想します。てきにもがひらがななのが気になりますが。オールオッケー+チェケラ!みたいなノリなのかな??ジャケットがスパークしまくってるカラフルウニジャケットなのはダンスナンバーで海の曲が多く尖ったアレンジだから(海外mix輸入)かもしれません。ひょっとしたらウニがあと3色いたので3枚は出たのかもしれない。(単純に色違いステッカーかもしれません)ダンス系のアルバムはそういえば大きなロゴかシルバーのエンブレムに蛍光カラーのCGの組合せでした。

さてこのCD、個人的にとてもお気に入りです。

レコード会社企画での発売経緯もあり扱い的には不遇な盤です。

勝手に?みたいな話がでてきたときは口から魂が出そうになった。(きっと私の記憶違いだと思います。)でも、好きなものは好きなので夏だし!聞こう気軽に!発売当時を色々思い出し妄想しながら!!といったところです。

1.LIAR'S SMILE(Breaking The Code I-Mix)

I?Italy?開幕の効果音からの冒頭鐘の音が鳴ってて狂いそうなんですが、この曲をRemixした人Burnin'X'mas好きですか?

シンセとシンセピアノからなる鍵盤演奏が楽しそうで気持ちいい!!

2.HOT LIMIT(T8-Floor P Mix)

1曲目の勢いのまま原曲ベース?で。

3.Burnin'X'mas(For South People I Mix)

ここで綺麗にペースをわずかに穏やかにさせつつ3曲目への橋渡しになっている。とみせかけつつ、冒頭サビで抑えているのに、我慢できずにキレッキレなアレンジになるところが聞いていて楽しい。原曲から必要な要素を最低限。低音のリズムがボーカルの無い所で時折雷の如く打ち込まれていて、西川さんの歌声を魅せる!のでとてもかっこいい。やはり、1曲目の人とミックスした人が同じ。ここに繋ぐために1、2曲目ー仕組んだな?と私は想像。

 

4.WILD RUSH(Spice Cat U mix)

なんだかすごいの来ました(個人談)。このアルバムのリミックス原曲からの引き算とダンスの掛け算=新たな一面になっていてたまらないんですが。この曲で密林は伊達じゃない!!と聞いていて唸りたくなります。よく分からないけど癖になると当時よくリピートしていました。

改めて、これを聴いて驚いたこととして、原曲がギターとシンセの音で曲を灼熱パッション↑↑みたいな風貌で装ってたっていう事実が夜の密林(DISCOdanza)に(なると見えてくるんだぞ)隠されていてリミックした人は知ってるぞ…ここから一連のリミックスで魅せるよ!みたいなメッセージを受け取れたような衝撃があったこと。

5.IMITATION CRIME(Sweet Milk K-mix)

どうやったらあのフルスロットルな原曲から!というような驚き。原曲の要素をこれでもか!と言うほど抽出したうえで、まだまだ底を知らない静寂のMixで共有しようみたいな確信犯。クレイジーすぎて粋です。

6.独裁-monopoize-(Smelled So nice U-Mix)

静寂で掌握したのでここで夜のうちに宴で熱を燃やすぞ!なアレンジ…。

7.AQUALOVERS~DEEP into the night~(Liquid Moon Night K-mix)

文字通り水面に映る月。

波の音が時折入っているところが解釈一致!夜のビーチで聞きたい

8.HEART OF SWORD ~夜明け前~(Beat Run Beat U-mix)

静寂から明けていくまでの助走

 

9.Joker(Lights Out I Mix)

王道なアレンジ。原曲がかっこいいのでどう来るかと思うと、

素直に攻めてきていて気持ちいい!

 

10.アンタッチャブルGirls(You're Damm Touchable K-mix)

どんなアレンジでも歌詞の意味を原曲同様、お洒落に魅せる新たな一面がココに。

11.蒼い霹靂(Deep Blue Kiss U-mix)

アンタッチャブルGirlsと対になってる感じがするのは雰囲気と歌詞の効果。

2曲連続でバーを舞台にしたミュージカル風MVが作れそう。聴いていてかっこいい。

 

12.HIGH PRESSURE(Pice-Nick I-MIX)

夏祭りMixと一瞬間違えそうになるほど解釈一致。

こちらはシンセピアノの音が鉄のような音で跳ね上がっています。ユーロビートでよく聞こえるエレキが鳴ってるのも特徴。

13.臍淑女-ヴィーナス-(I-Gear Jet MIX)

原曲の音や情景を拾い上げるMixが好意的。開放的な夏の情景を拾いつつ、ダンスフロア空間の広がりを魅せるアレンジが綺麗でしびれます。

いや、このMixした人原曲めっちゃ好きでしょ?

14.WHITE BREATH(Stone Cold P-mix)

このアレンジめちゃくちゃ当時リピートした。ほら、T.M.R-eのLIVEver.さ!あれだよアレ!というアレンジ。原曲の美味しさもそのままに、冒頭のピアノで鳴かせにくるところが素晴らしい。それでいて終始シンセピアノ&オルガンで唸らせてくるので、本当に感謝。アレンジした人が超人なのか、鍵盤によるアプローチが解釈一致なのか。

おそらく両方だと思います。

15.LEVEL4 (GroundZero  I-Mix)

HOTLIMIT同様直球アレンジ。めちゃくちゃラストに向けて

間奏で溜めてくるので楽しいです。

歌声はそのままでリミックスしているので、”諦めを覚えた胸を~”の箇所がシングル盤とは違い、アルバム収録のMATT Mixと同じ効果なしの生な歌声なところがおっ!ってなります。

もう終わってしまうの…!?と言う全15曲。

1枚のCDで2つのアレンジャー組がお互いに盛り上がる様子が効いていて、聞いていて心地よいです。ゆったりとしたダンスのターンもあるので聞いて飽きさせない感じがとても好意的です。いつもとは違うリミックスのダンスナンバー。でも、どことなくいつもと同様滅茶苦茶ボーカルとコーラスが綺麗に聞こえてくるのはリミックスが原曲の良さをとても丁寧に拾っていて、かつこの盤が田中三一さんのマスタリングでもあるからに違いない!!と思っています。

夏発売のCDですが、きちんと冬の曲も選出されていてそこはいつでもこの音楽でドライブ&ダンスしよう!四季対応(むしろいつでも踊って欲しい)な提案があってこの盤の好きだ所だなと思います。

最近、好きな作品はスタッフ名を気が向けば調べる(その先にさかのぼってまた好きなアーティスト作品に参加していれば悶絶ものという体験)というのをほんの気まぐれでやってまして。何でこんなに刺さるかな?ほら!やっぱり好きだと思ったら?、そうだった!というアハ体験をするのが楽しいです。

M1,2,3,9,12,13,14,15

Alessandro Gilardi and Claudio Varola

ご両人はおそらくJinnyというグループのメンバーかと思われます。

Alessandro Gilardiさんは同名の方をyoutubeでアーティスト紹介をグーグル先生に翻訳してもらったところピアニスト、作曲家、DJ プロデューサーとあるのでこの方で合っているなら納得でした。

 

M4,5,6,7,8,10.11

Ian Curnow,David Ford andYasuhiro Myochin for Start up Music

3名連盟なのでどういうアレンジがどこで化学反応したのか不明。

原曲から静寂でクラシカルなお洒落アレンジが依頼でそうだったのか、どこでどう起きたのか知りたいのですが、詳細な現在の情報までは見つけきれませんでした。Yasuhiro Myochinさんは日本国内の他社のREMIXアレンジに参加されている様子。

今回の鑑賞で調べて楽しかったです!!

 

DISCO R danza Try My Remix

DISCORは造語のディスコ+Revolution (イタリア語)ダンスかなと妄想しました。

T.M.Revolutionのリミック盤としてアツい1枚だと思います。この素敵なCDが当時の勢いのままに在(あ)る事に企画してくれたレコード会社&制作スタッフの方々に感謝です。