cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

Virgin Emotion

Virgin Emotion 

AXSのデビューシングル。このブログをはじめる勢いをくれた1枚。

久しぶりに8cmシングルを再生したところ、音が弾けていて

思わずもっとクリアに聞きたいと思い、故障していたヘッドホンを修理しました。

 

鎖につないだ刺激のはびこる街というフレーズから始まるのですが、

こういうギラついた街をデジタルサウンドに合わせてくるところが大好きです。

時代の流れもありつつ、とにかくこの街の景色から始まって

”SAYONARA”と来たらそのYOKOMOJIにするところが個人的に最高1億点。

貴水さんの歌詞の感覚が極まっていてほんとうに好きです。

多分、別れを回想しているので口の動きとSAYONARAという

音が耳に入った事をカッコよくドラマティックに表しているんだと妄想。

勝手に想像してみるとコマ送りみたいな、音で理解はしているけれど、

脳がそれを拒むような衝撃ともとれる、

別れの瞬間を自分の脳内で再生しているのかな?と想像。

ええ、元より大好きですが、更に好きになりました。

 

久々にきちんと聞きなおして気付いたこと。

歌いだしで消えた愛(失恋)について、歌詞のとおり少しの後悔だったはずが、

2番で悲しみと認識しさらにもう一度回想するとふいに自分の感情に気付き、

もう一度と望んでいる自分に気付いてしまうというくりかえしの想い。

 

 2番の後にピアノのような音色で間奏があってこれがまた、

最後の繰り返しのサビの強さ、歌詞に込められた

『もう一度』の感情を強調していて好きです。浅倉さんの間奏は至高です。

失恋して初めて自分の感情に気付くだからこそVirgin Emotion。

 この後失恋した本人がどうするのかはご想像に。

 

いやぁ~。カッコいい曲ですね…

恋としては未熟だったVirginな失恋をカッコよく歌っていると

予想しますが、そんなところがまた凄い。

AXSと出会ってから何度もくちずさみ歌っていたけど、いい曲ですね。

これがデビューなところがまたイイ。

本当にカッコいい曲で素敵です。

始まりの音が胸が銃で撃たれたような音の後に、

ギターと共にてれってれーれ♪てれってれーれ♪ というフレーズがあって、

これがずっと終止サビでも間奏でも隙あらば聞こえる(そこがイイ)。

 

そして、ラスト曲がフェードアウトする瞬間まで聞こえる。

一度聴いたら余韻がありつつもまた、繰り返しもう一度!といわず、

なんどでも聞きたくなちゃうところも大好きなんですよね。

初めからぶっ飛んでいて終止攻めた歌詞と歌と音楽が続いて間奏でしっとりさせてまた弾ける。王道で最高です!