cioccosuke’s diary

浅倉大介さん中心に好きな曲について感想を書くブログです。

CAN-DEE GRAFFITI

CAN-DEE GRAFFITI
access 1stAlubm FAST ACCESS 8曲目

 

おいおい、あの子3年の先輩と付き合うらしいぜ! 

げっ!?マジで!?

聴いていた私も台詞!?マジで?お茶目で最高だ!!って思った一曲。

 

ここにきて、学生の青春の1ページに寄り添った恋の視点が投入されてくるアルバムの曲のターゲットの広さ。眩しい……。貴水さんは本当にtheSun(太陽のような)ポジティブ&アクティブで素敵なんだなぁと感じます。さりげない飾らない感じの曲に合わせて、俺たちの青春の淡い片想いの情景が歌われていて、前曲(アゲル―)との振れ幅~!と思いつつもこの曲聞いてて楽しいです。

イントロの音、コーラスっぽい合成音声からはじまって、ゆったりとしたシンセピアノ(たぶん?)の和音と共にリズムが刻まれていく感じがこう、肩の力をぬいてドライブ中のラジオからだったり、個人的には、野外ライブでシンセで奏でるアコースティック風(+マラカス付)で聴きたくなります。時間指定で夕方に!FASTACCESSでは全体的にそうなのですが、この曲でも音が常に跳ねていて、ドラムの連打音が左右に抜けるので不意打ちで耳を通して心に飛び込んでくるのが、毎回気持よくてたまりません!様々な音が色んな位置で奏でられていて面白いです。授業中に見る空~の後、机に落書きしたの前で、コロンッ♪みたいな効果音が鳴ったり。音がとても遊んでいる感じがして聞いていて気持ちが良いです。

 

この曲の歌詞そのままpvになりそうな構成。その際にはきっと、やけくその俺たちはイケない瓶の炭酸ジュース(差替え)なんですよきっと!

 

夏の夕暮れの潮風を感じながら夕日を眺めてアイスクリーム食べながら聞きたい。できれば、口止めジャムパンしたい人生だった…と思わずにはいられないです。

この曲は学校のチャイムの音で終るんですよね。キッチリと。アルバムの中に共存しつつ、思い出の青春の1ページとリスナーの青春も重ねた構図みたいな挟み方でお茶目な感じがします。

 

この曲の前にAGAINST THE RULES(めちゃくやカッコいい!)があって、次の曲はBE NUDE!アルバムの中での振れ幅が凄いんですが、それがかえってそれぞれの曲から感じることの違いを高めあっていて楽しいです。

そして今回も、アルバムの順番で曲を聴きつつ感想を書きながら気付いたのですが、次曲BE NUDEでは冒頭から終始テンポ音があって、歌詞の中になる”目覚めたこの思いと””真実を眠らせて”恋の目覚まし時計(カウント)みたいな側面もあったり?するのかな?なんて思ったりしました。聞くたびに色んな(妄想込みの)発見があって楽しいです!

 

 1+1=∞という言葉をライブやインタビュー等で目にした覚えがあるのですが、浅倉さんの感じる世界の音楽+貴水さんの歌詞の世界=∞←→アクセスする聴き手の構図も同じく無限大だなぁと個人的に思っています。お二人を中心に多くのスタッフによって作られたaccessの音楽が無限大としてあって、そこに”私たちリスナー”はアクセスするし、音楽家としてaccess側も僕らの音楽をみんなにアクセスして欲しい!って感じのキャッチボールがある気がしていて、そこが大好きで私も長年聞いている気がしています。